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双子パパの脱サラ日記〜子供との時間を大切にして生きる実証実験〜

テレビ一筋だった40歳。扶養や住宅ローンを抱える中とりあえず脱サラ。このブログでは、赤字生活で始まる無鉄砲な脱サラから事業成功までの過程を包み隠さずリアルタイムでお伝えします。当面の着地点は「好きな時に好きな場所に旅。家族みんなで。時に一人で」。

✅生まれ変わってる??実感中❷

きのうの続きです

www.kokotoriri.com

 

DJ

トリッキーな彼は、美的感覚が鋭い。

 

高校の卒業式が済むと

彼は金髪にしてパーマをかけた。

 

会うたびに髪型が変わった。

僕が19歳の夏に免許証を取ったついでに遊びに行くとアフロになっていて

助手席に座らせると向こう側の車の往来が全く見えなかった。

 

歌もうまい。

僕は彼とカラオケに行くのが大好きだった。

 

僕はラップが好きだが自分では歌えないので

彼に歌ってもらうのだ。

 

彼はいつも

「それ難しいやつだな。歌えるかな」

などと呟きつつも

見事に歌い上げるのだった。

 

今思えばちょっとしたライブであった。

 

そんな彼はDJとしても活躍していたという。

 

僕はそうした世界は全くわからないので

彼も僕に多くは説明しなかった。

 

「けっこう大きいライブハウスなんだよ」

と彼は言った。

「へー。何すんの?」

「いやだから、DJだって…」

「DJって何すんの?」

「いやだから、曲選んだり…」

「曲選ぶって何?床屋で流れてる有線放送みたいな感じで最初に決めてCDに焼いておけばよくね??」

「いやだから、CDはもっていくけどその場のノリに合わせて曲を選んで…」

「そもそもクラブって何?ディスコと違うの?」

「いやだから、俺もディスコには行ったことねーから知らねーし…」

 

DJを全く知らない人間に

DJの全体像を言語で示すのはとても難しいことのようだった。

 

我々は、同じ言語を使っていたが

なかなか話は通じなかった。

 

しかし思えば彼との会話はいつもそうであった。

外国人を相手にすべき異文化交流であった。

 

それでもなんとか行き着いた会話が印象的だった。

 

「けっこういいお金くれるんだよね」

「えー。なんで??」

「俺にしかできないことがあるんだよね、やっぱり」

 

彼がサラリーマンであることに強い違和感を覚えていたので

僕はその道で生きていけないのか?を熱心に質問した。

 

自分のこととなるとなかなか本音を吐かない彼だが

最後に根負けしたように呟いた。

 

今思えば、感性を大切にしている彼にとって理性的な言葉にしたくないことだったのだろう。

 

「今はね、そういう強いストレスにさらされているからこそできる音楽をやってんだよ。今の環境でなくなったらできなくなる」

 

僕は絶句した。

唸った。

 

僕が全く理解できない世界を

僕がわかる形にして示してくれるのが彼のすごいところだった。

 

あれは確か

彼が桜新町にいたときだから

12年ほど前の話だ。

 

HP

そんな彼にHP制作を依頼している。

彼は職業訓練校でHP作成を勉強していた。

 

今思えば

彼は人と話をせずに働く方法を模索していたのだろう。

 

僕は、HPは「ワードプレスでいい」と決めた。

受注してもワードプレス

 

彼にもその旨を伝え

ワードプレスで作ってもらっている。

 

しかし、僕がAdobeに慣れてくると

ワードプレスが不便に思えて仕方なくなってきた。

 

ワードプレスパワポを使える人なら

3日必死で勉強すればHPが作れる。

 

プロに頼むと1ヶ月とか普通にかかる。

なぜ??

 

HPのプロにワードプレスを尋ねると

「使ったことがないからわからない」

と白状する。

 

でもプロはみんなこっそり外注してHPを作っているので料金がかかる。

実際はコピペのオンパレード…

でもプロにとっても複雑すぎて更新はままならない…

 

発注者はいじれない。

受注者も外注だし、コピペしまくりでよくわからない。

 

いったい誰のためのHPか?

というのがたくさんある。

 

動画はHPにアップする必要があるので

HPを仕事でカバーする必要があった。

 

そこで僕は激安にしてワードプレスで3日で仕上げる、というやり方にした。

 

お客さんからは

「なんでそんなに安いの??」

と驚かれる。

 

理由を散々聞かれるのが

「HP業者さんの利益率が高いのでは?」

としか答えようがない。

 

それでも僕は、友人に制作を依頼している。

 

僕が利益を出すのはそのお客さんの動画無部分なので

HPは中抜き料は振り込み手数料程度にしている。

 

HPと動画との連携を考えればそれが一番の方法なのだ。

 

そうして受注しているが

最近ワードプレスにも疑問を感じるようになった。

 

プロからしたら自由が利かず

痒いところに手が届かない感があるのだ。

 

最近僕自身がAdobeに慣れてきたこともあり

AdobeでHP作成した方がもっと早いし高品質なのでは?

と思うようになった。

 

AdobeXDである。

 

依頼している友人も

AdobePhotoshopを使ってデザインしてくれるので

お互いその方が楽なのかも知れない。

 

次回分から相談しよう。

 

彼は

「せっかくワードプレス慣れてきたのに」などと

腹を立てることはない。

 

おそらく「実は俺もそう思っていたところはあったんだよね」

というだろう。

 

怒っているのを見たことがない。

 

ただ、怒られることは多々あったらしい。

 

怒り返す、ということはできない性分らしく

一人ストレスを抱え込むところがある。

 

生まれもった天性の鋭い感覚とトリッキーな性格もあり

会社の人間関係では何かと苦労したようだ。

 

だからこそ、仮想通貨にたどり着いたと知り僕はうれしかった。

彼らしい生き方だ。

 

四十にして惑わず。

 

紆余曲折を繰り返していた彼も

仮想通貨というトリッキーさが求める場所で落ち着きを見せた。

 

トリッキーな彼にぴったりな場所だ。

 

そのトリッキーな市場で

「7:3でやめた方いいときに、敢えて3にかけて投資をする」

というトリッキーな投資を決行し

やはり「予定通り」失敗することもあるらしい。

 

こういう話を聞くと安心する。

 

彼らしさで楽しみながらも「仮想通貨の売買の本質」の根っこはつかんでいるように見える。

僕にわかるように「仮想通貨の実態」をきちんと言語で示してくれる。

 

彼が曰く、仮想通貨の最大の美点は

「全員の売買が可視化される」

ということらしい。