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双子パパの脱サラ日記〜子供との時間を大切にして生きる実証実験〜

テレビ一筋だった39歳。扶養や住宅ローンを抱える中とりあえず脱サラ。このブログでは、赤字生活で始まる無鉄砲な脱サラから事業成功までの過程を包み隠さずリアルタイムでお伝えします。当面の着地点は「好きな時に好きな場所に旅。家族みんなで。時に一人で」。

✅毎日酔っぱらった末に

きょうもランチでビールをあおった。

 

昼のビールはとにかくうまい。

 

ポイントは双子が起きる前に家を抜け出すこと。

 

8時には仕事を開始する。

 

13時まで編集すれば

1日分の集中力は使い果たす。

 

頭は疲れ果ててるけど

体は元気。

 

ビールがいくら流れ込んできても

僕の胃はしっかりと受け止めてくれる。

 

 きょうも午前は一生懸命編集した。

www.kokotoriri.com

 

きょうのビールはAsahiだった。

Asahiのビールは薄っぺらい。

 

「アサヒ」という名前の新聞も薄っぺらい。

 

すぐに酔いが覚める。

 

仕事にかかった。

 

編集の着地点が難しい。

テレビとWeb用の違いに戸惑う。

 

納得いかないまま力尽きた。

 

夕方もビールを飲んだ。

 

ドラッグストアで買った

カットの生野菜とタン塩をつまんだ。

 

ビールも生野菜もタン塩も

ちっともおいしいと感じなかった。

 

そこで一気に具合が悪くなった。

 

 

酔いは回っているようだった。

 

酔っぱらってるくらいでちょうどいい、と思った。

 

酔っぱらってるくらいの頭で考える量と質がちょうどいい。

 

ビールを浴びた脳みそが僕に話しかける。

 

「編集の仕事、なめてるんじゃないの?」

 

いや、そんなことはない。

15年のキャリアを活かせば十分にやっていける。

 

「じゃあどうしてこんなに時間かかるの?」

 

いや、それは、テレビとWeb用で違うし…

 

「本当にそれだけ?仕事をなめてるんじゃないの?」

 

 

局員時代、特集を抱えると

いつも夜中までかかりっきりだった。

 

夜中までかからずに作る方法はあるにはあるんだけど

それでは魂がこもらない。

 

魂がこもらない特集は

どうも見ていて面白くない。

 

それが謎だった。

 

いくら経験を積んで技術を磨いても

小手先の特集では視聴率が取れなかった。

 

逆に

後輩が心を込めて作った特集は

荒削りで結論がよくわからなくても

視聴率が取れた。

 

その「魂」や「心」が何を指すのかは

いまだにわからない。

謎のままだ。

 

ただ、それが僕が持っていたのは確かなようだ。

 

会社を辞めた後

2人の人が僕を評価してくれた。

 

お二方とも僕が”発掘”した人だった。

 

「あのあと何社にも取材されたけど、ここりりさんの質問が取材が一番良かった」

 

社交辞令だと思って

僕が気のない返事しかしなかった。

 

すると

お二方とも念を押すように繰り返すのだった。

 

「一番良かった」

 

そんないい思い出が頭に浮かぶことで

現実に向き合う気になれた。

 

会社勤めしているときだって

特集の時は必ず編集で悩んだ。

 

取材した人が言いたいことは何なのか?

その人の本質はどこにあるのか?

 

どの表情のどの文言で一番説得力があるのか?

 

テレビは目で見るメディアと思われがちだが

音がめちゃくちゃに大事なのだ。

 

気持ちが言葉に乗っているかどうかが

めちゃくちゃに大事なのだ。

 

気持ちが乗っているインタビューは

たいてい文法が間違っている。

 

理路整然と伝わることは稀だ。

 

そこをナレーションや構成、

映像の時系列を総合して並べていく…

 

話の筋がきれいに通っている時は

たいてい力のない特集になる。

 

力のあるインタビューばかりが並んだ特集は

暑苦しい。

 

制作者がどれだけの距離感を持つのか?

視聴者にどれだけ寄り添うのか?

大衆好みになりすぎていないか?

 

その立ち位置でディレクターの力量がわかる。

 

いつも悩んで悩んで…

 

そうすると

お風呂に入った瞬間や

布団に入った瞬間にふと

「あのカットの次にはあれを並べれば…‼️」

などと思いつくのだった。

 

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特集のフローチャート

外は雨だった。

 

シトシトと降る雨で

石が濡れいた。

 

ポタポタ屋根から溢れてくるところが一箇所あった。

 

そこだけが錆びていた。

 

ふと「石の上にも三年」

ということわざを思い出した。

 

そうだ。

これだ。

 

僕に足りてないのはこれだ。

 

結論にいきついた。

 

会社勤めで毎日テレビ業をやっていても

あれほど悩んでいたのだ。

 

今、いろんなことをやりながら片手間で映像制作なんて

やっぱりなめすぎなのだ。

 

1本1本の制作に

もっとエネルギーを使おう。

 

僕のいいところは全力を尽くすところだ。

 

正直

サラリーマンのころのように

映像制作に生活の全てを捧げる熱がないのは確かだ。

 

からしっかり作業の時間を確保しよう。

 

事前の準備やインタビューお越しからやり直そう。

 

お金が欲しい。

もっと大きいドローン買いたい。

 

風呂から上がると

娘が叫んだ。

 

「くまー!!くまー!!」

 

「熊描いたの?」

 

「くまーん!!くまーん!!」

 

手招きしている。

 

あっ!!

 

「カモーン!!か!!」

 

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くまーん

 

そして机からジャンプしてきた。

 

僕はそれを受け止めた。

 

↓それは無理でしょ

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