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双子パパの脱サラ日記〜子供との時間を大切にして生きる実証実験〜

テレビ一筋だった40歳。扶養や住宅ローンを抱える中とりあえず脱サラ。このブログでは、赤字生活で始まる無鉄砲な脱サラから事業成功までの過程を包み隠さずリアルタイムでお伝えします。当面の着地点は「好きな時に好きな場所に旅。家族みんなで。時に一人で」。

✅旅行業の2歩目

4連休で心身ともに回復した。

 

この連休でたっぷりと昼寝をし

双子を祖母に会わせ

蔵王温泉につかってきた。

 

完璧だ。

 

電話

実質、僕の新年度はきょうから始まった。

 

3月中の納品を一気に済ませた後は

確定申告や仕事に追われ

やりたいことができずにいた。

 

この4連休

「そろそろ旅行業を開業したい」と思った。

 

何から準備すべきか

県庁の担当課に聞けばいいだけ。

 

でもその電話一本がなかなかできずにいた。

 

行って聞けば話は早いと思う派なんだけど

お役所の人は突然訪ねてきた人に冷たい。

 

お互い嫌な思いをしないよう

電話で済ませるのが一番だ。

 

でもその電話が億劫で仕方がない。

 

さて

どこで電話しようか?

 

朝食の後

風邪で幼稚園を欠席した娘とダラダラ過ごした後

「そうだ。スタバに行こう」と

思い立った。

 

 

スタバのテラスで電話するのだ。

 

スタバのテラスには先客がいた。

 

ちょっと風も強かった。

 

それでも迷わず残りの一席を陣取り

電話をかける。

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県庁の窓口は

総合支庁だった。

 

出先機関か。

 

電話をとった若者がたどたどしく答えた。

 

彼が担当らしかった。

 

入社1年目か?

 

「旅行業開業に当たっての提出種類や開業までの流れを教えてほしい」

というと

彼は

「4月から勉強中で即答できない」

と答えた。

 

本当に申し訳なさそうだった。

 

僕は申し訳なさそうにする彼が

かわいそうだった。

 

担当者が即答できないのは

引継ぎされない組織の問題だ。

 

フローチャートみたいなのがあるはずなので、わかったら連絡ください」

と言うと

「メールでいいですか?」

と聞かれた。

 

「メールで送った後、電話ください」

と伝えた。

 

彼は本当に申し訳なさげだった。

 

その恐縮ぶりは

心配になるほどだった。

 

今の20代はマニュアルがないと戸惑うし

マニュアルがないという状態にさらに戸惑う。

 

それを上司である50代の人たちは理解できない。

 

それは会社でもお役所でも一緒らしい。

 

まあだからこそ

39歳の僕にビジネスチャンスが転がっている、ということなのだろう。

 

僕はとにかく

「そんなに戸惑わなくてもいいっす。大丈夫だっす」

という感じで話すしかない。

 

 

それはともかく

県庁に電話してもよくわからなかったので

旅行業協会山形支部に電話した。

 

電話に出た60代とおぼしき男性は

いくら標準語になっても山形なまりが残っていた。

 

僕が

「開業の手続きを教えてほしい。県に聞いたけど担当者が知らないようだ」

と伝えると

彼は苦笑いした。

 

そこには

「いつものことだ」

という諦めと

旅行業者としてのプロの矜恃(きょうじ)のようなものを感じた。

 

彼は

山形なまりの標準語で

理路整然と

開業までのプロセスを教えてくれた。

 

僕が山形弁で返していると

最後はお互いが山形弁になった。

 

「事務所にきてもらえればもっと詳細を伝られるんだけど」

「きょうとかにお邪魔してもいんだがっす?」

「大丈夫だっす」

 

午前11時。

 

すぐにGoogleマップで住所を調べ

車を走らせた。

 

事務所には

彼と事務の女性らしき人が二人だけだった。

 

男性と名刺交換をした。

 

男性は僕の名刺をマジマジと見つめていた。

 

「こいつは何者だ?」

と思っている感じがあった。

いい意味で。

 

おそらく同じ高校を卒業している先輩だ、と思った。

 

そしてやはり、理路整然と説明してくれた。

 

  • 旅行業開業する際、旅行業協会に加入すれば、供託金が5分の一になる。
  • ここりりの場合、法務局に供託金300万円を納付するか、旅行業協会に入会金55万円を支払った上で供託金60万円の計約110万円を支払うかのいずれか。
  • 資産300万円を証明
  • その他諸々の提出書類は協会で発行している冊子に全て書いてある(3,000円)
  • 隔月で開かれる理事会に諮る。次の理事会は5月下旬。それを逃すと7月。

 

僕がその冊子を購入すると

女性がすぐに領収書を切ってくれた。

 

二人とも手慣れていた。

 

冊子には提出書類も全て入っていた。

 

全て昭和の香りがする書類だった。

 

要は、開業するためには

  • 110万円の現金
  • 300万円の資産

が必要になるということだった。

 

300万円の資産ってなんだ?

 

税務署に提出した決算書で

自分の資産を見た。

 

不動産資産を増やしているせいか

資産は増えていた。

 

現金さえ準備すればなんとかなるんじゃないかな?

 

そう。

今の僕は110万円を用意するのさえ四苦八苦。

 

資金

商工会議所に1年間加入しさえしていれば

さくっと300万円融資してもらえる、と聞いていた。

 

めちゃくちゃに簡単だと聞いていた。

 

でもそれは

2期分の確定申告控えが必要なのだと知った。

 

そこでようやく2期分の確定申告ができたので

また電話した。

 

「用途はなんですか?」

「旅行業の開業です」

「ウェブ関係から旅行業??…

 …

 こちらから折り返し電話します」

 

少し待っていたら

中堅から電話が来た。

 

「申請は可能です…」

 

なに?その表現。

 

「受理されても審査が通らないことも多いんですか?」

「はい、けっこうあります」

 

中堅さんの声は

疑念で満ち溢れていた。

 

情報通信業から旅行業?

このコロナの時代に?

こいつなんなの?

と思っているのがひしひしと伝わってくる。

 

「無駄足だとわかっていて提出するのもなんですね…」

と言うと

何がひっかかったのか

「そうなんですか??」

と聞かれた。

 

たぶんその一言で

「こいつ思ったよりマトモかも」って

思われたんだろう。

 

少し電話で話をしていると

中堅さんの疑念が晴れていくのがわかった。

 

なぜこんなに疑念をもたれるのか?

 

電話を切ってから改めてネットでこの融資について調べると

「商工会議所から指導を受けて…」とあった。

 

ああそうか。

そもそも商売を継続している人向けの融資なのね。

 

そりゃあ「なんだこいつ」って思われても仕方がない。

 

じゃあ旅行業開業の相談はなかったことにしてもらい

普通に情報通信業での融資相談ってことにしよう。

 

準備

さっそく法務局や市役所に行き

不動産の登記簿やら納税証明書やらをとってきた。

 

これで一通り書類は整った、

と安堵した。

 

しかし、2019年度分の決算書が見つからない。

 

どこにいったかわからず家を探しまわった。

 

こうした超重要書類も

どこに置いているかわからない状態。

 

もっと余裕を持たなきゃなぁと思う。

 

なんとか探し出した。

 

2019年度分と2020年度分をじっくりと見比べてみる。

 

決算書の見方がいまいちわかっていないけど

この2年だいぶ頑張ったなぁとしみじみ思った。

 

失敗もあり紆余曲折はある。

 

でも総じて

いい方向に向かっている。

 

続き

あしたはカメラマンの仕事が入った。

 

昔とった杵柄で日銭を稼ぐ貴重な機会。

 

 

局員の相談に乗りながら

淡々と仕事をこなすだけ。

 

夕方、県の担当者から電話が来たところによると

県が必要とする書類は旅行業協会に提出する書類とほぼ同じだった。

 

あさってからまた

融資の申込みと旅行業の申請書の作成をやる。