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双子パパの脱サラ日記〜子供との時間を大切にして生きる実証実験〜

テレビ一筋だった39歳。扶養や住宅ローンを抱える中とりあえず脱サラ。このブログでは、赤字生活で始まる無鉄砲な脱サラから事業成功までの過程を包み隠さずリアルタイムでお伝えします。当面の着地点は「好きな時に好きな場所に旅。家族みんなで。時に一人で」。

✅とある会話

民放ローカル局

正午前の昼ニュースが終わると

一瞬空気が緩くなる。

 

午後2時ごろまで

緩い時間は続く。

 

2日連続で編集を続けていると

こうした雰囲気に抗えなくなる。

 

誰かを捕まえて

だべる。

 

 

富士山に例えて

富士山に例えれば

行ってみたい人は

行ったことのある人に

「どうだった?」

と尋ねるだろう。

 

尋ねた人に

「きれいだった」

「行ってよかった」

という趣旨のことは話しても

「行った方がいいよ」

ということは

なかなか言えない。

 

とある人が話しかけてきた。

 

「毎日編集大変だねぇ」

 

「いえいえ」

 

会社の編集機は混み合うので

僕は自分のパソコンを持ち込んだ。

 

そのパソコンを覗き込んで

 

「それプレミア?」

と尋ねる人がいる。

 

小さなノートパソコンで編集している様子を見て

感心している。

 

「今そんなんでできんだね〜

 それいくらくらいなの?」

 

なぜかお金の話になる。

 

なぜか?

 

あわよくば

富士山にに登ってみようという人が

金額の話をする。

 

プレミアは

アドビの他のソフトと一括で

サブスク月5000円程度。

 

途中、一眼レフカメラとか

機材の話題になるけど

なぜかお金の話に戻る。

 

「日当、ちゃんと払ってもらってんのか?」

 

ここで僕は笑ってごまかす。

 

ただ

中には本気で聞いてくる人もいる。

 

本気で富士山に行く気がある人、

行ける能力がある人にだけ

それなりに話す。

 

山形駅までの移動は?

服装は?

 

話を脱サラの方向にした。

 

僕は

「飲食店とか開業するのに内装とかいろいろかかりますけど

 テレビ業はカメラと編集機と、100万円ぐらいあれば

 それなりの機材揃えて開業できますもんね〜」

と言うと

 

彼は

「なるほど」という顔になった。

 

この方は

僕が撮ってきた映像をチェックし

ちょっと違うカメラを使うと

いつも面白がって聞いてくれた。

 

ただただ

自分が面白いことをしたい。

 

そういうタイプの人。

僕の仲間。

 

だから僕は

さらに新幹線の切符の買い方を伝えた。

 

「金融機関からも

 『テレビ業で開業なさるんならいくらでも貸すんですけど』って

 言われたんですよね」

 

「へー。それどこの銀行?」

 

信金です。個人事業主は銀行より信金じゃないですかね。

 向こうさんはこっちが潰れる前提で話をしてくるんですが

 とりあえず、貯金額分は貸してくれます」

 

「へー…」

 

 

僕は

テレビの仕事で儲けようとは思っていない。

 

テレビの仕事は

いろんな世界が見れるし

働いている人も一流どころが多いので

お金以上の価値がある。

 

言い値で引き受ける。

 

そんな話もした。

 

彼は深く頷いていた。

 

この業界で話をすると

少なくない人が

「独立したい」

と思っている。

 

僕の動きを注視している。

 

先日も違う局の人と話をしたとき。

僕は知らないけど

相手は僕を知っていた。

 

「辞めてどうですか?」

 

「ホントよかった」

 

「へー…」

 

目を大きくして

僕を凝視していた。

 

ホント良かったんだよ。

 

バブル期を過ごした経営陣に

舵取りを任せていたら

どこにも辿り着けないよ。

 

 

 

僕が言えるのは、

富士山、

興味があるのなら

登ってみなよ。

 

進路を確認しながら

我慢して登ってさえいれば

必ず頂上に到達できる。

 

僕自身、頂上に到達したわけじゃないけど

それは自信とか確信とかじゃなくって、

単なる事実なんだ。

 

少なくとも

既にとても眺めがいい。