台湾の学生6人を招待して
「スキー通訳」の実験が行われた。
僕としては
3回目のスキー通訳業だ。
この仕事はいい。
雪山は清々しいし、
スキーの通訳は楽しい。
みんな笑顔だし
お客には感謝されるし
お国事情も教えてもらて楽しいし
汗をかくから気持ちいいし
ちょっと尊敬もされる。
win-winとはよくいうけど、
実際に体験するってあんまりない。
でもこれこそがwin-winだ。
やっぱり、
これが僕の進むべき道なんだろうなぁと思った。
帰りの車の中で学生さんたちに聞いてみた。
「もっとこうしてほしいとかあった?」
「え〜、ないなぁ」
「敢えていうならもっと滑りたかった!!」
と、評判はよかった。
きょうは記録・広告用の撮影も入った。
きのう、タイ人学生にも同じことをしたらしかった。
彼は
「きょうは笑顔を撮るのが楽だった。みんなずっと笑顔だったから」
と言った。
「きのうはみんな表情かたかった」
担当の女性は
「なぜかしら?」
と呟いた。
…
…
僕は心の中で
「通訳が空気づくりに超こだわってるからですよ」
と、大声を張り上げた。
実際、車に乗り込んだときの掴みを昨日の夜から考えていたし
笑いもとった。
スキースクールの先生が気付かずに
おいていかれた学生にも目配りして
積極的に「大丈夫??」を聞いて
不安を拭うように努めた。
待っている学生には
「コロナで親御さん心配してない??」
「めっちゃ心配されてる!!でも今戻れないも〜ん」
なんて会話で盛り上がる。
それがあの笑顔につながった、
というのもあるのでは?
と思った。
けど、
黙っていた。
この会社との仕事では
料金でバトったので
行動で示すべく
「仕事は120%、自己主張は最低限」にしているのだ。
そもそも僕の仕事のスタイルがそうだ。
誰よりも上質の仕事をする。
他よりも料金をとる。
お昼をごちそうになった。
僕は遠慮しているフリをしながら
遠慮なく一番高い定食を頼んだ。
僕が
「これいいですか?(いいですよね??)」
とさやかわな笑顔で聞いたら
担当の女性は一瞬とまった。
「…
いいですよ…」
僕はその分、
おいしいを連発して
さもうまそうに食べた。
(実際うまかった)
僕はその分、女性担当者の愚痴やら何やらを掘り起こして聞いてあげた。
これも戦略の1つなのだ。
2時にあがり、水泳して帰る。
いいご身分だなぁ。
…
…
あしたはカメラ業だ。
ホント、そろそろ方向性固めたいなぁ。
とりあえず番組の編集終わってから
かつ「ロビンソン・クルーソー 」が読み終わったら
ガチで考えよう。
外国語の成長は
日本語の「国語力」で決まります。