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双子パパの脱サラ日記〜子供との時間を大切にして生きる実証実験〜

テレビ一筋だった38歳。扶養や住宅ローンを抱える中、パパ業に全力を尽くすため会社辞めてました。セルフリノベで2軒の大家になりました。このブログでは、赤字生活で始まる脱サラから事業成功までの過程を包み隠さずリアルタイムでお伝えします。YouTubeもぜひご覧くださいませ。当面の着地点は「好きな時に好きな場所に旅。家族みんなで」。

【テレビディレクターの本音】ロケ終了。カメラマンやディレクターと親しくなった気が

グルメ番組のロケ3日目だった。

(僕は2日目と3日目の2日間、照明マンとして参加)

前段記事:

【やりづらそう】「カースト上位」だった人間が、照明・カメラアシスタントというバイトの延長線上

 

 

カメラマンも音声も

昨日とは違う人だったが

以前、仕事をしたことがある人たちだった。

 

事務所でも顔を合わせるので

だいぶ慣れてきた感じはある。

 

ロケが始まると

僕の照明に対し

彼らははっきりと言ってきた。

 

「当たっていない」

「もっとこっちから」

 

実際僕は、

照明を当てながら

勝手に編集のことを考えてしまったりしている。

 

「なるほど。いいカットだ」

「今のカットいるかな?撮りすぎでは?」

なんてふうに。

 

照明に対して集中力が欠けることがある。

するとカメラマンから指摘が入る。

 

おっと。

 

照明に集中しよう。

 

 

カメラマンはやっぱり僕と前職で知っていた人だ。

 

年齢も下だし、

彼が報道部のとき、

僕はすでにバリバリだったので、

僕に対して、

ものすごく腰が低い。

 

そんな彼が

必要なときにきちんと指摘してくれたので

僕は安心した。

 

指摘する声に(テレ朝のチーフDのように)トゲはない。

参考【知ってる?】山形に世界に誇るものすごい会社がある

 

撮影が終われば

あっけらかんと雑談した。

 

いい雰囲気だなぁと思う。

 

 

僕はだんだんD(ディレクター)とも慣れてきた。

 

照明の要領もわかってきたので

Dになるべく仕事をさせないよう手伝うことにした。

 

番組Dって

メチャクチャ大変だ。

 

山形はAD(アシスタント)がいない。

 

雑務も全て一人でこなさなければならない。

 

「テレビのDの仕事って何?」

と問われれば

「タレント業とカメラ・音声業の以外、全部」

ということになる。

 

それ以外、全部。

 

山形ではさらに、

編集も自分でやる。

 

地獄だ。

 

雑多な仕事もチリツモに。

この過酷な状況の中で

視聴率を上げなくてはならない。

 

視聴率に「新しい情報」は不可欠。

 

「新しい情報」はもちろん

そんな簡単に見つかるものじゃない。

 

メチャクチャに大変だ。

 

収録中も

Dは忙しく立ち回る。

 

ロケ先と打ち合わせし、

クルーに伝え、

料理と撮影の時間を計算しながら

コックさんに料理開始のお願いをしたり

カメラマンに必要な映像を指示したり…

 

僕は、料理運びや

ピンマイクの取り付け取り外し、

料理運び、

セッティング等々

僕がやれることはやることにした。

 

正直、Dを見ていて

かわいそうになった。

 

今回の演者さんは

仙台のモデル会社に発注した女性2人だった。

 

先輩と後輩だった。

 

でも、後輩の方が上手だった。

 

先輩はそのことに気づいていて

何か焦りを感じているようだった。

 

食リポ

「イイこといってやるぞ感」が強く

「テレビっぽい」発言が多かった。

あざとい印象を受けた。

 

一方、後輩の表情も言葉も素直だった。

言葉に気持ちが乗っていた。

「おいしい」「うれしい」が伝わってきた。

 

「言葉に気持ちが乗っている」。

これはテレビ的にとても重要な点だ。

 

字面(じづら)ではわからない

映像と音が重要なテレビは

「心」が伝わるかは

とても重要な点だ。

 

先輩の言葉には

「あざとさ。焦り」が乗っかっていた。

 

これを編集するのは

大変だなと思った。

 

僕が編集するなら

先輩をバッサリバッサリ切っていくだろう。

 

 

ロケ終了後、

帰りのスタッフ車でDをねぎらった。

 

Dは「皆様のおかげです」と礼儀正しく話した後

少し愚痴を吐いた。

 

「実は私、ロケ嫌いなんです」

 

D経験者として

意外な発言でも何でもなかった。

 

そうだよね。

わかるよわかるよ。

 

「わかりますわかります。僕もうそうでした」

なんて相槌を打っていると

 

「実はロケ前日38度の熱あったんです…」

とポツポツ話し出した、

 

大変だったね。

 

「でも他に変わってもらえる人いないから必死で治しました」

僕は

「一気に緊張が解けて、体をまた壊さないように気をつけてください」

というと

彼女は何も答えなかった。

「オラオラ系」で知られていた僕に

そんな言葉をかけられ、

戸惑ったのかもしれなかった。

 

この業界で働いていると

「そのペースで生きていてあと何年もつの??」という人がいっぱいいる。

 

彼女もその一人だった。

 

何せ編集が待っている。

 

25分番組で6時間以上撮影しているのだ。

 

かわいそうに。

 

手伝えるものなら手伝ってあげたい。

もちろん有料だけど。

 

久しぶりに明日は休もう。

 

あっ、他の番組の編集残っているの、忘れていた。

 

明後日

サンデーモーニングを見てからやろ。

 

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