僕は、人を笑わせるのが好きだ。
ただ、一つ大きな問題がある。
僕はブラックユーモアが大好きなのだ。
しかし、社会人になってからは
ブラックユーモアの難しさに戸惑うことになった。
ユーモアのつもりで言ったことに
ブラックすぎて
みんな驚き、引いてしまう。
「あの人は口が悪い」
「性格悪い」
ということになってしまう。
共通の知り合いの特徴を
ユーモアたっぷりに表現したつもりなんだけど
僕が言うと皮肉を越えた「尖ったナイフ」ディスりに
聞こえるらしかった。
だから、大人になってから
「人を笑わせにいく」
というリスクはあまり冒さなくなった。
ただ、時折、自分が話したことが
意図せず笑ってもらえることがある。
違う人に同じ話をして、3回笑ってもらえたなら、
それが持ちネタになると気付いた。
ネタまでいかなとも
話のタネはメモしておかないと増えないらしいので
ここに書く。
(↑中国語学習者には絶対読んでほしい本)
持ちネタ①「インド旅行」
まずは予備知識で写真から…
子供たち
「私を一人で撮れ」
たぶん低カーストの子供。外の水道でシャワーしてた。
ノミ取りされる少女
リポーター
リポーターが休んでるすきに記念撮影。スタッフはニヤニヤしてこちらを見ていた。
軍人。「撮らせてくれ」というと、気さくにOK。
インド人はフレンドリーだ。
高カーストのお嬢様がた。左は12歳(当時)。
では。
①が相手。
②が私です。
①「へー旅行好きなんですか??」
②「そうなんですよ」
①「えっ、じゃあインド行ったことがありますか??」
②「あっ、ありますよ!!10日間ぐらいだけでしたけど!!」
①「マジすか??インドどうでした??
インドって好き嫌いはっきり分かれますよね???」
②「らしいですね~。
僕は正直、もう行かなくていいかな~」
①「えっ??なんでですか?」
②「食べ物が…ほんっとにカレーしかないんですもん」
①「へ~そうなんですか」
②「旅行ってなんだかんだ気付くとすごい歩くし、
楽しくてハイテンションマックス状態が続くし、
気付くとメチャクチャエネルギー使ってんですよね。
だから、旅行中ってすごい食べるんですよ」
①「なるほど~」
②「カレーだけじゃあどうも口飽きしちゃって量が食べられなくて…」
①「じゃあどうしたんですか?」
②「カレー以外のもの探して街中さまよいましたよ!!
そしたら、学生が長蛇の列作ってる店見つけたんです!!
パイ屋さんだったんです。
インド人カップルに紛れて、一人並びましたよ
あのときはホントうれしかったな~」
①「へ~。インドにパイあるんですね~。おいしかったですか?」
②「いや、何と言うか…
やったーー!!ってパイにかぶりつくじゃないですか」
①「ええ、ええ」
②「そしたら…
中はカレーだったんですよ!!( ノД`)」
①「大変でしたね~」
②「でもこれでインドではカレー以外食べられないんだって覚悟ができました」
(ちょっと語弊がありますが)
①「じゃあカレーに慣れたんですね」
②「でも今度はコメが食べたくなっちゃって。
インドでは、カレーにはナンなんですよね。
①「なるほど~」
②「しかも僕もやっぱりお腹下しちゃったし、
結局、熱出したんですよ」」
①「え~」
②「フラフラなりながら宿に入って『なんとかコメ食べたい。お粥作って』って
宿の主人にお願いしたら、二つ返事でOKしてくれて。
インド人ってなんだかんだいい人多いな~って思いましたよ」
①「病気の時優しくしてもらえるとうれしいですよね」
②「ホント。もう疲れ果てちゃって…
早く日本に帰りたくて、部屋で毛布にくるまりながら
クレヨンしんちゃん観てましたたよ」
①「(*´∀`*)
インドでクレヨンしんちゃんやってるんですね??」
②「ね~、びっくり。
んで、笑顔でお粥部屋に届くれてくれて…
うれしかったなぁ。久しぶりのお米!!」
①「やっぱりおいしかったでしょうね」
②「まあ何と言うか…」
①「???」
②「蓋をパカリと開けたら…
お粥がカレーだったんですよ( ノД`)」
…
以上です。
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インドの空港で死にそうになっている私