半引きこもり生活を始めて早2ヶ月弱。
毎日映画を観続け、ようやく「超名作」で出会うことができました。
その作品は『インサイダーズ』。
「インサイダー」と聞くと、株などの経済関連かと思ったが違った。
説明を読むと複雑そうだったので避けていた。
主人公は2人。
ゴロツキと、検察官。
検察官は、出身や学閥のコネが大事とされる韓国社会で、コネがなく苦しんでいた。
言葉に余韻を持たせるセリフ。
韓国社会が抱える問題の風刺。
ストレートな表現ではなく、匂わせる程度なのがにくい。
さらに、動きすぎず、落ち着いたカメラワーク。
言葉を使わない映像だけの表現。
存在感を気づかせないBGM。
それだけに重要なシーンが際立つ。
最後は鳥肌がおさまらなかった。
次も同じ監督の作品を観みてみよう。