10月10日(木)
不動産屋さんから、物件案内が来た。
山形市内にある「掘り出し物」らしい。
「100万円でお釣りが来る」という。
僕の心は「俄然買い」の方向に動いた。
もちろん「安いものには理由がある」というので
「一度見てみたらどうか」と話を持ちかけてくれた。
外から見る限り、悪くない。
中を案内してもらう。
躯体も悪くないし、伊達城の物件と同じやり方で、それなりにきれいになりそうだ。
と思ったら…
ふうむ…
やはりこの水回りの古さが立ちはだかる。
この本によると
キッチンとトイレ、お風呂を新しくするだけで、400万ぐらい見なくちゃいけない。
じゃあこのままならいくらで賃貸できる?
おじいちゃんの一人暮らしがターゲットか?
家賃月2万?
そんなことを考えながら2階に上がる。
まあまあじゃん。
と思ったら…
不動産屋さんは
「雨漏りがひどい」と
正直に教えてくれた。
なるほど。
これが雨漏りの後か。
勉強になる。
ちょうど96年に製作された映画「レオン」を観た後だったから、縁を感じた。
僕は思考の方向を転換させた。
このまま賃貸は無理だ。
200万円かけて更地にして売却するには?
前の道路が狭すぎる…
土地が小さすぎる…
レオンの縁だけでは難しいなぁ。