以前から気になっていた、NPO法人。
NPOを支援する、「山形市市民活動支援センター」なる場所に相談に行ってみた。
NPOには
①法人
②任意団体
の2つがある。
①法人の場合
・最低10人のメンバーが必要
・うち3人が理事、1人が監事の計4人の役員が必要
・「設立趣意書」が必要(ざっくりした雛形しかない)
・「定款」が必要(穴埋め形式で作成できる雛形あり)
・メンバーからの会費徴収が必要(「無料でもいいが、無料にすると変な人が入ってくる可能性あるため、会費は絶対に設けた方がいい」とのアドバイスだった)
・設立総会が必要
・「設立趣意書」「申請書類」「定款」を市に提出(1ヶ月の縦覧期間)
・年に一度、総会が必要
法人でも設立費用は発生しないが、税金は発生する。
・市税・県税が課される
・計年額7万2000円
ただ、活動をしなかった場合、申請すれば、市税・県税の減免措置はある。
県や市の事業を受けるには、NPO法人として1年以上の活動実績が必要。
事業が発生すれば
・税務署とのやりとりも発生する
法人を廃業するときもお金がかかる。
10万円ぐらいみたほうがいい。
重要になるのが「設立趣意書」らしい。
アドバイスしてくれた方は
・まずメンバーで集まってやりたいことを羅列する
・たくさんやりたいことがある中での最優先事項を決める
・そこから文章化にする
・文章から始めると、結局何をする団体なのかが見えなくなりがち
と丁寧に教えてくれた。
そして
「本業とNPOの事業が重なる場合は、役割分担をきっちり分けないと、後々自分の首を絞めることになる」と教えてくれた。
では、法人ではなく、任意団体の場合はどうか?
・とりあえず、「任意団体」として活動する
・「報告書」を支援センターに提出する
・活動の様子をチェックしてもらう
ことで、「登録任意団体」となるらしい。
「登録任意団体」になると、支援センターのOA機器の使用が可能になる…程度…
NPO法人を作るのには実費がかかる。
手間もかかる。
人出もいる。
まあままの覚悟が、いる。
ということだ。