meta name="viewport" content="width=device-width,initial-scale=1.0"

双子パパの脱サラ日記(今はコロナウイルスがらみばかり)〜子供との時間を大切にして生きる実証実験〜

テレビ一筋だった38歳。育休取得してパパ業の大切さと”ワンオペ育児”のヤバさに気づく。「このままじゃいかん」と思うものの記者業しながらの副業はこなしきれず、扶養や住宅ローンを抱える中とりあえず脱サラ。まずはセルフリノベで2軒の大家になり収入を少し確保。このブログでは、赤字生活で始まる無鉄砲な脱サラから事業成功までの過程を包み隠さずリアルタイムでお伝えします。YouTubeもぜひご覧くださいませ。当面の着地点は「好きな時に好きな場所に旅。家族みんなで。時に一人で」。

前職で働くことは可能なのか?①

4月22日(月)

 

リノベーション賃貸への大きな一歩を踏み出した僕だが、いかんせん、軌道にのるまでしばらく時間がかかる。

 

それまで、別の方法でなんとか食べていかねばならない。

 

とりあえず、前の職場から仕事をもらえるか、かけあってみよう。

 

そう思った僕は、手順を考えた。

 

まずは誰に相談しよう。

 

 

ついぞ半年前まで働いていた場所だ。

 

辞めるときもきちんと手続きを踏んだし、上司も笑顔で送り出してくれた。

 

決定権のあるその上司に直接かけあうのが一番スマートだろう。

 

 

よし、と思ったが、

 

その前に。

 

これを機に、一度元同僚に連絡を取ってみよう。

 

一応、相談してみよう。

 

近況を報告し合ういいチャンスだ。

 

自分自身もその方が安心感がある。

 

 

lineで連絡した後、電話してみた。

 

僕と同じ年齢で、心根のやさしい人だ。

 

僕が退職するとき、夜遅くまで残って、退職VTRまで作ってくれた。

 

彼は

「順調?」と聞いてきた。

 

このあと、多くの人に同じ質問をされることになるが、僕は返答に困り続けた。

 

職業訓練校の修了を前に、購入する物件が決まった。

 

状態と価格、立地を考えれば、いい物件と言っていいだろう。

 

ただ、物件引渡しまで1ヶ月ほどかかるという。

 

こんなに時間がかかるとは思わなかった。

 

学校修了からリノベーションするまで、無駄な時間が発生してしまった。

 

しかも、この物件の賃貸収入だけでは食べていけない。

 

何らかの方法で食いつないでいかねばならない。

 

その方法はまだ決まっていない。

 

ただ、この時期にどう食いつなぐか、決まっていないことは想定通り。

 

4月末で職業訓練校が修了して、その後数ヶ月は赤字生活という前提で会社を辞めた。

 

なので、今の状況は「想定通り」。

 

「想定通り」の赤字生活。「想定通り」の収入見込みなし。

 

それを「順調」と呼んでいいのかどうなのか。

 

 

 

元同僚に

「順調?」と聞かれた僕は、

 

明るく

「まあ、順調といえば順調…というか何というか…」と曖昧な返事をするしかなかった。

 

 

 

元同僚は、僕が前の職場で仕事がもらえるか?という相談に対し

 

「えっ?マジで??」と

 

驚きを隠さなかった。

 

その声には、笑いが含まれていて、滑稽に思っていることがうかがい知れた。

 

「そんなこと考えたこともない」という感じだった。

 

それでも彼は、僕が働くことについて真剣に考え始めてくれた。

 

「そういえば、最近、外注減ったな…」と、

現在、外注が週に1度程度になっていることを教えてくれた。

 

僕がいたときに比べれば、だいぶ少なくなっている。

 

彼は

「人手が足りなくなった分、東京のVTRで埋めることが多くなった。

曜日特集もやらない日が増えた」と言った。

 

「やれる人が限られている」。

 

そこには、不満とあきらめの色がにじんでいた。

 

以前は「番組枠を何とか全部自分たちの取材で埋める、特集もガンガン出す」という雰囲気があった

(というか、僕がその雰囲気を作っていた、という自負があった。

僕の姿勢をうとましく思う人がいたのはもちろんだが、

頼もしく思ってくれている人がいたことも確かだ)。

 

だから人手が足らず、毎日のように外注スタッフがいた。

 

昨年度は確か、年度途中で外注予算を使い切っていたはずだ。

 

今はもう、そこまで手が回らないので「人がいないなら、いないなりに…」ということになっているのだろう。

 

「そっか~」と

 

答えた僕の声には、残念さが漂っていたのかもしれない。

 

彼は

「でも」と続けた。

 

「君が来てくれるとしたら」という想定で、僕に振れる仕事をいろいろと列挙した。

 

長尺物を作るなど、やってほしいという仕事はたくさんあった。

 

彼の言わんとすることは「戻ってくれれば助かるのは間違いない」ということだった。

 

そして

参院選手伝ってほしい」と言った。

 

選挙続きで、彼も疲れているのだろう。

 

これから更に国政選挙があるのは、重闇だろう(僕も手伝いたくない)。

 

半分愚痴のような彼の現況も聞き終えると

 

我々は

「やっぱり上司に直接相談するしかないよね」という、わかりきった結論に至った。

 

ただ、僕にとって、上司に直談判する前に、彼に一度話をしておくことが

 

「必要な手続き」であったのだ。

 

僕は、上司のいない日を確認して

「じゃあ明後日あたり会社を訪ねる」と言って、電話を切った。