2018年10月末、11年半勤めた会社を辞めることにした。
理由はよくわからない。
なんとなく「このまま年を重ねたら死ぬ時絶対後悔する」と思ったから。
なんでそう思うのかは、まだよくわからない。
きっとわかる日が来る。
辞めたい!!
もう辞めたーーい!!
さてどうしよう。
僕は、すでに起業している高校の友人に連絡を取り、会ってもらうことにした。
そして、自分の思いの丈をぶつけた。
「辞める!!いつか社長になる!!」
彼は「辞めてどうする?」など、いくつか質問した。
そして、応援してくれた。
「数字を出せ。数字で示せば銀行は金を貸してくれる。」
他にも「損益計算書」の作成や「会社の作り方」など、具体的なアドバイスをくれた。
そして僕は、本屋に行った。
人生に迷った時は、必ず本屋に行く。
本棚を眺めていると、必ず今の自分を救ってくれる本に出会える。
それは〝持論〟のつもりだったけど、「夢をかなえるゾウ(水野敬也)」を読んで、〝持論〟ではなく〝世のコトワリ〟なのだと知った。
この本を読んで「迷ったら本屋」が
さらに強固なものに変わった。
本屋に3度通い、「起業は1冊のノートから始めなさい」を買った。
いろいろと比較検討してから買った。
本当に良い本だった。
僕は出勤前や仕事中の空き時間を見つけてはカフェに行き、少しずつ読み進めていった。
本に書いてあったことを、ごく簡単にまとめると…
・書いていくことでわからないことが明確になる
・書いていくことで不安なことが何かが明確になる
・わらかないことが発生したら、それが何かを書く
・不安なことがあったら、それが何かを書く
・わかるものは数字にしていく
・わからいこと、不安なことは、どうやったら解決できるのかを書く
ということだった。
そこで僕は、専用のノートを買った。
そして、外出する仕事の時は少し早めに会社を出てカフェに行き、ノートにつけていった。
続く