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双子パパの脱サラ日記〜子供との時間を大切にして生きる実証実験〜

テレビ一筋だった39歳。扶養や住宅ローンを抱える中とりあえず脱サラ。このブログでは、赤字生活で始まる無鉄砲な脱サラから事業成功までの過程を包み隠さずリアルタイムでお伝えします。当面の着地点は「好きな時に好きな場所に旅。家族みんなで。時に一人で」。

台湾のバスであった心温まる話

退職前に無理やりとった有給休暇で台湾に行ってきた。))

そこでは、心温まることだらけだった。

 

そんな1シーン。

 

市内から桃園駅までのバスでのこと。

とりあえずバス停を見つけ、駅に向かうバスに乗り込んだ。

台湾での初バス!

乗り込む際、運転手さんに中国語で聞いた。

「このバスは駅に行きますか?」

運転手はだまって頷く。

「料金はいくらですか?」

運転手は前を見たまま答える。

「18」

どこからどこまで乗っても18元(≒72円)らしい。

あれ、待てよ?18元?そんな細かいお金持ってたっけ?

財布を見る。やっぱりない。100元札以上しかない。

運転手に申告してみる。

「ごめんなさい。細かいお金ありません」

運転手は困った顔で答える。

「 悠遊カード(日本でいう「SUICA」的なカード)はないの??」

「ないです…」

そこで運転手はさらに困った顔をする。何かぶつぶつ言っているか聞き取れない。恐らく「カードもない、小銭もないでバスに乗られても困るんだけどなー」的なことをつぶやいているに違いない…

その次の瞬間、運転手さんは大声で呼びかけた。台湾語らしく一言も聞き取れない。

すると乗客が反応し、一斉に財布の中身を確認しだした。

乗客は5人ほど。そのうちのおばちゃんが何か「私が!」的なことを言っている。

なるほど!
両替できるお客がいないか、確認してもらっているのか!

(いや~申し訳ないっす)と思いながら、椅子の先っぽにちょこんと腰掛けていると、ずっと突っ伏して寝ていた高校生らしき青年が、がばりと起きて何か叫んだ。

そして運転手が何か好意的に答えている。

全て台湾語でのやり取りで全く聞き取れない。

そして、学生が立ち上がり、運賃箱に小銭を投入。どうも彼が僕の分を払ってくれたらしい。

お礼を言う間もなく青年はまた突っ伏す。

運転手に
「もしかして彼が出してくれたのですか?」
と聞くと
「そうだ」という。

僕は突っ伏している青年につんつんして起こした後、礼を言った。
彼はいいってことよ!という感じで「どういたしまして!」と一言返すと、また突っ伏す。

僕はさらに彼をつんつんして「記念に写真を撮らせてくれ」と言うと、気軽に応じてくれた。

「高校生ですか?」
「そうです」
「どうもありがとう」
「いえいえ」

そしてまた突っ伏す。よっぽど眠いのか、照れ隠しなのか…

こんなときのために、日本のタバコを持ってきたいたがさすがに高校生に渡すわけにはいかず…

名前を聞いてFacebookで繋がりたいな、また声かけようかな…と迷っていると、周りのおばちゃんが「どこから来たんだ?」と質問してきた。

「日本です」
「どこに行くんだい?」
「これから台南に行くんです」
「そうかそうか。ぜひ楽しんでくれ」
「ありがとう」


そして、駅前のバス停に到着。
でも駅は見えない。

運転手が「そこまっすぐ進むと駅がすぐだから!」と叫んでいる。最後まで世話を焼いてくれている。

すると一緒に降りたおばちゃんが「私が連れて行くわ!」と面倒を請け負ってくれている。

僕はまだ突っ伏していたままの高校生に
「ありがとね!」と声をかけて(Facebook聞かずにいいのか??)と自問自答しながら、おばちゃんについていった。

数十メートルの道すがら、おばちゃんが聞く。

「どこに行くんだい?」
「台南です」
「そうか!台南か!台南はとってもいいところだよ!台南に行くなら『安平街』というところがとてもおすすめ。ぜひ行くといい」
「ぜひ行きたいですな!」

すぐに駅が見えてきた。

「あれが駅だよ。改札は向こう側。人の流れに沿っていけばすぐよ」
「ありがとう」
「私たちはもう友達だね!台南楽しんでね!」と送り出してくれた。


桃園の方々、なんて親切なんだ。
ありがとう桃園!


台湾を旅行してて後から気づいたのだけど、けっこう年配の方もFacebookアカウントを持っていたりする。
あ~やっぱり2人の名前とFacebook聞いておくんだった!

 

#台湾